涼やかな夕べ。
一挙に過ごしやすいなあ。
.............木...
こんばんは、木木です。
デビッドミードはアメリカのシンガーソングライター。
SSWって、どうしても伝統にのっとりがちなので、
時代性が薄い、というか、
個性とか新しいとか、極端な捉え方をされることがあまり無いように思います。
ミードも所謂そういう一人なんですが、
とにかく、曲が良いんですね。
聴いている今この瞬間は特に、筆舌に尽くし難い。
必殺技は、「一気に景色を変える」です。
主に郷愁。
偏見とかイメージたっぷりに言うと、
昔の(60、70年代頃の)SSWって名曲の含有率が高い気がするんですね。
トッドとかキャロルキングとかジュディシルとか、
マッカートニーもサイモンも、その頃は名曲の乱れ打ち感があった。
ミードもそういう感じがします。
なんかさりげないんだけど、クラシックと呼べそうな、決定的な曲が多い。
そして音に対する絶対的な嗅覚、センス。
さらっと聴かせといて実はすごく緻密で実験的。
ひゃっぺんくらい聴いただろうINDIANAってアルバムに今日もびっくり。
偉大な音楽家は偉大な研究者でもある。
歳をとるにつれ、新作を楽しみに待つアーティストがだんだん減ってきたけど、この人のは待ち遠しいなあ。
秋めいてきたので、デビッドミードが好きっていうお話でした。
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